トップページ > ニュース > 原水協通信 草の根2010年3月号

核兵器廃絶の大きな転換に

―ビキニデー全体集会 1200万署名への決意―

「NPT・ニューヨーク行動の成功を」と合い言葉にした「3・1ビキニデー全国集会」全体集会が2月28日、静岡市内で開かれました。5月のニューヨークで開かれる核不拡散条約(NPT)再検討会議までに1200万筆の「核兵器のない世界を」署名を集め、2010年を地球上から核兵器をなくす転換点にしていこうという決意と交流の場になりました。

来賓のあいさつは、日本被団協の小西悟事務局次長と日本共産党の緒方靖夫副委員長がされました。小西氏の「未来の希望は若者です」の発言が多くの青年学生の心をとらえ感動をよびました。全国から1200人が参加。全体集会で高草木博事務局長が基調報告。日米政府が「核抑止」論の立場に立つ中、国連総会で核兵器禁止条約の交渉開始提案に124カ国が賛成しているとして、「核保有国に決断を迫る人々のさらなる圧力・たたかいを」と訴えました。

「ビキニデーからNPT、ニューヨーク行動へ、1200万筆署名運動大交流会」では、各地から取り組みが紹介されました。参加者が行う1分間発言は、各地の代表がメッセージを書いた横断幕をもって壇上にあがり、ニューヨーク行動に参加する思いを訴えました。被爆者の会のメンバーとともに7500筆を集めてきた水野秋恵さん(春日井在住、愛友会事務局次長)は愛知と神奈川の被爆者と共に登壇し発言。「ノーモア・ヒバクシャ」のかけ声に会場が大きく唱和しました。兵庫の女子高校生は「平和でないとダンスができない。原爆はあってはならない。」と語りながらダンスを披露。大きな手拍子がおきました。なお、2月27日の国際交流フォーラムには140人、3月1日の墓参行進、続く被災56年3・1ビキニデー集会(焼津市内)に1500人が参加しました。愛知は、2月28日70人、3月1日79人、2月27日富士基地行動11人、国際交流フォーラムに6人が参加しました。

今回の特徴は、①署名の取り組み交流が各場所で行えたこと、②若者の参加が24人(24.2%)となったこと、③28日集会での発言(愛友会:水野秋恵さん)、第5分科会での特別発言(瀬戸反核センター・田中詔子さん)などビキニデー成功に大きく貢献したこと等々。全体として、2010年NPT会議と世界大会にむけて、参加者同士が大いに交流する場となりました。

県原水協が2010年度定期総会を開催

―国際署名の取り組みを交流―

5月の核不拡散条約(NPT)再検討会議まで70日余となる中で、愛知県原水協は2010年度定期総会を2月20日に開催しました。

「核兵器廃絶は可能か?NPT再検討会議の展望と課題」をテーマに冨田宏治氏が記念講演

午前中は記念講演。冨田宏治氏(関西学院大学教授・原水爆禁止世界大会起草委員長)にお話しいただきました。冨田氏はパワーポイント(スライド映像)を使って核兵器廃絶をめぐるこの間の情勢を語り、「潮目」が変わった中で求められる私たちの活動を示唆されました。

質疑の中では、「アジアの動きをどうとらえるのか」「イラン、北朝鮮は?」などの質問が出されました。アジアについては、ASEANの動き、平和共同体の大きな流れの中に、アメリカも、北朝鮮も入っており前進していること、イランはイスラエル、北朝鮮は核保有国と核の傘に囲まれている状況をとらえるなら、日本が核抑止の立場をやめることが先決であることなどを話されました。

【定期総会】国際署名、被爆者支援、原爆展など多彩に活動交流

午後の総会開会にあたって澤田昭二理事長は、核兵器廃絶の大きな流れの中で、日本の核抑止政策の重大性を強調されました。運動方針と財政方針の提案の後、討論を行いました。討論では、多くの時間を署名の取り組みの交流となりました。

●「1人5筆の目標を決め取り組んできた。5000筆の目標は突破したが、取り組めていないところが10支部あり強めていきたい。3月9日には2回目の県行動、4月3日には壮行会を計画」(年金者組合)、
●「春日井の勝川で『私がニューヨークに行きます』と訴えると『よろしくお願いします』との反応。商店街を回る中でオバマの影響が強いと実感している。各地で69行動、全戸訪問を実践中。現在、3つの地下鉄駅で原爆展と署名をギャラリーで計画中」(県平和委員会)、
●「岩倉駅の地下道で毎月69行動をやっている。昨年12月には一日4ラウンドのべ40人の参加で行動し、約400筆をあつめた。現在1割人口目標まで1129筆。瀬戸に負けないように達成したい」(岩倉)、
●「人口13万のため目標1万3千。あと3千まできている。1000筆達成者が3人、100筆は14人、ピースチャレンジャーの奮闘組織。人が集まるところに必ず出かけている。チャンスを逃さないことが大切。めいきん生協でも1万目標を突破」(瀬戸)、
●「核兵器廃絶を求める意見書が全会一致で採択された。議長も個人の立場ながら署名。全議員に署名を呼びかけたい。私もNPT会議・ニューヨーク行動に参加。さらにがんばりたい。」(稲沢)、
●「めいきん生協のお店で地域にねざした活動をと、お店の入り口付近に“いっぷく茶屋”をもうけて署名をお願いしている」(守山)、
●「日報体制に入って連日奮闘中。組織をあげて20万目標へ全力をあげている」(新婦人)等々。

その他、「平和市長会議の署名を自治体キャラバンで入れたら応えてくれた。NPT会議・ニューヨーク行動に現在9名参加を希望。さらにひろげたい。」(自治労連)、東海うずらえっぐ(青年平和学校)の取り組み紹介(同実行委員会)、被爆者の聞き撮りプロジェクトの経験(県平和委員会青年学生部)、沖縄・講演会のお知らせ(県平和委員会青年学生部)、近現代史を学ぶ重要性、県原水協被爆者連帯部の活動紹介(連帯部)、県財政の活動に対する示唆(財政部)、2009年版平和行進冊子の普及(県内通し行進者)と様々な経験や報告をいただきました。

討論終了後、まとめと行動提案を行いました。続いて、運動方針、財政予算、まとめを一括で拍手で採択されました。役員選考委員会の高橋信さんより名簿の提案があり、拍手で確認されました。新役員のあいさつを水野磯子さん(新婦人代表委員)、閉会のあいさつを榑松佐一さん(愛労連議長)がされました。

県平和委員会理事長の高橋信氏の発言を紹介します。

いま発言した矢野事務局長の後について活動している平和委員会の高橋です。

以下3点について、発言します。

1つは、鳩山首相も「東アジア共同体構想」を打ち出していますが、私たち自身、中身のある「東アジア共同体構想」をもつ必要があると思います。それは、①安保条約廃棄・米軍の撤退です。アジア・太平洋地域に米軍は10万人駐留していますが、その85%が日本と韓国に集中しています。②朝鮮半島の統一、③中国と台湾の平和的共存、この3つだと思います。こうした私たちの「構想」というか展望をもって活動することが、重要ではないでしょうか。

2つ目は、今年は、韓国併合と大逆事件100年、安保改定50年ですが、それらは、全部関連しています。日本による朝鮮半島の植民地支配があったから、米ソによる38度線での分割占領があり、分断国家がつくられてしまった。それが朝鮮戦争につながり、その最中に日米安保条約が締結され、日本が朝鮮戦争特需で経済復興をとげました。韓国併合100年、安保改定50年の今年、なぜ、朝鮮半島に分断国家がつくられたか、そもそも安保条約はどういう背景で締結されたのか、など近現代史について学び直す必要があるのではないかと思います。ちゃんとした歴史知識と認識がなければ情勢も未来の展望もつかめないのではないかと思います。

3つ目は、選挙の重要性です。それは、昨年の総選挙とついこの間の名護市長選挙を見れば明らかです。選挙の結果が、大きく情勢を動かしていますね。民主党のぶれを少なくし―民主党はその体質から「ぶれる」のは当然です―9条を守り、核兵器を廃絶するために頑張る議員の議席を増やすことが決定的に重要です。以上3点を指摘し、私の発言を終わります。

<県財政部からのお願い>

いつも、愛知県原水協の活動にご協力いただき、ありがとうございます。2月中頃に、団体と地域原水協のみなさまのところに、会費(加盟団体のみ)と原水協通信の今年度分のご請求をお送りしました。この間、年度初めに当年分のご請求をさせていただいています。ご協力のほど、よろしくお願いします。なお、3・1ビキニデーの参加費及び資材代の方、おすみでないところはご入金よろしくお願いします。 今後も、平和行進、世界大会の各資材、さらには県原水協作成の9条グッズなど販売します。よろしくお願いします。毎号、財政部からのお知らせを行います。何かご意見ありましたらお寄せ下さい。(む)

草ノート

私のモットーは「身体が資本」です。丈夫な肉体をキープすることです。でも不規則な食事、ストレス、お酒でメタボになっています。最近合う人合う人に「太ったぁ?」とよく言われるようになっています。自分でも自覚はあります。

今心がけているのは、万歩計と体重と体脂肪率測定、朝のウオーキングです。

万歩計はつけているだけで一日どれだけ歩いたか目安にしています。体重と体脂肪率は毎日夜風呂上がりに測定してます。それを日記につけてます。日記を見れば体重が増加しているので食べることを控えるようにしています。

ウオーキングは家の近くの庄内川の河川敷を歩いています。ボートを練習する人、ジョギングする人、散歩する人、多くの人がいます。自分のひそかな目標は「名古屋シティマラソン」出場です。まだジョギングでなくウオーキングですが…。河川敷には自然が残っています。季節の草花、蟹が歩道を右から左へ走っています。初めて蟹を見たときは「こんなところでもまだ生息しているんだなあ」と思いました。花や蟹を携帯で写し楽しみながら取り組んでいます。

たまにスポーツセンターにもいきます。名古屋市の施設ですが、施設ごとにトレーニング器具の種類が違うので色々なところへ行きます。お気に入りは中村スポーツセンターです。ランニングマシンや自転車こぎ、筋力トレーニングで汗をかきます。会社の仲間と月いちで卓球もします。卓球が一番ストレス発散になります。これが私の健康法です。                (A・K)