トップページ > ニュース > 原水協通信 草の根2012年8月号

核兵器のない平和で公正な世界のために

新たな飛躍の原水爆禁止世界大会!

被爆から67年目の8月、原水爆禁止2012年世界大会が開催されます。2010年のNPT再検討会議の合意の実行を求めて新たな飛躍を作る場となります。世界の政府や反核平和運動の代表と、日本の草の根の代表が一緒になって核兵器全面禁止への道を考えます。

愛知からは250人以上の代表が参加し、世界の流れを実感し自分に出来ることを考える場となります。世界大会では、キキプロと国際部が力を合わせて作成した【英語字幕付き被爆者証言】DVDを海外代表に贈呈します。

大会終了後には、参加できない人たちにその雰囲気や内容までしっかり伝えようと、4人の海外代表を囲んで、8月10日~13日に県内12カ所で、報告会・交流会・自治体への表敬訪問(市長・副市長・議長・教育長など)・映画会・基地見学や観光(常滑焼体験・鵜飼見物など)を計画しています。

この計画への参加者を広げ、世界大会の成果を地域に伝え、草の根の運動を世界に発信していきましょう。



感動いっぱい平和行進報告集

画期的!世界大会までに発行

5月31日から6月11日まで、今年も取り組まれたあいち平和行進。

愛知県内を歩いた距離3224㎞、参加者7176人、賛同募金363,691円、署名3,080筆。毎日毎日歩き、カンパ隊が走り、宣伝カーが訴え、「こんにちはへいわこうしんでーす」と呼びかけ、沿道の人々も行進に加わり、感動が溢れたあいち平和行進。終了後すぐに報告集作りを始めました。

どんな構成にするか、原稿を集め、写真をさがし、つれづれのーとを編集し、ペナントの整理、新聞の切り抜き、申し入れ文書の整理、広告とり、表紙の絵・編集後記集め・校正・・・7月21日深夜印刷屋さんに入稿!

そして、7月31日完成したのです。一昨年より1年早く、昨年より3ヶ月早い完成です。行進後すぐに書いていただいた通し行進者の感想文は感動的で圧巻です。

たくさんの人に読んでいただければと、今年も400円で販売します。ぜひ手にとって感動を受けとめてください。



被爆者裁判の傍聴を!

原爆症認定を求める新しい訴訟の第3回弁論が、6月13日に名古屋地方裁判所で行われました。

裁判で国は、「内部被曝による健康への影響は重視する必要はないというのが確立した科学的知見である」と、これまでの主張を繰り返すという態度です。また、今回の裁判で、国は各原告のカルテの取り寄せを求めてきましたが、そもそも各原告の申請に対して却下した国の審査状況を明らかにするべきと、紛糾しました。

裁判では、4人目の原告として川本さんが意見陳述しました。川本さんは、広島で13歳の時に被爆した状況をお話ししました。至近距離で被爆した川本さんのお父さんは、片方の目は骨までむき出しで、会話もまともにできないまま亡くなるという悲惨な状況などをお話ししていただきました。

裁判勝利のためには、これまで下されてきた司法判断に従って、 原爆症認定基準を改めるよう国に対して追求する論戦とともに、市民的世論が大切です。この間、原告の高井ツタエさんは、毎日新聞の取材を受け掲載されました。

みなさんのご参加で、傍聴席をいっぱいにしていきましょう。

日時:9月6日(木)11時~

法廷:名古屋地方裁判所大法廷

●10:30~10:45 
事前集会 名古屋地裁西側歩道

●11:00~11:20 
第4回口頭弁論

●11:30~12:20 
報告集会 (愛知県弁護士会館5階ホー ル)



●地域原水協から

犬山での6・9行動の取り組み

犬山駅での6・9行動に参加するようになって3年以上が過ぎました。現役の頃、「犬山では毎月署名行動が取り組まれている」と聞いて、「すごいなあ!」とただ感心して聞いていましたが、自分もその伝統ある活動に参加することになるとは思ってもいませんでした。

現在、4つの団体(市職労、新婦人、年金者組合、共産党)が、交代で毎月の署名行動の取りまとめ役を担っています。最近購入した「原爆と人間」のパネルを駅構内に展示します。7月は新婦人の担当でしたが、14名と参加者が多く、用意した署名板が、不足するほどでした。

夕方5時から1時間の行動でしたが、署名90筆を集約し、カンパも少々いただくことができました。当日は、犬山で最初の取り組みとなった、「7・16さよなら原発ウォーク」への参加を呼びかけるチラシを同時に配布しました。  (犬山原水協 吉田正明)



只今新商品製作中!!

今年、アマチュアイラストレーターの市川省吾さんにデザインを依頼し、Tシャツやバッチ・小物などを新しく制作中です。夏の世界大会でお披露目する予定です。ご期待下さい。♪♪♪

事業部より



草ノート

今年も、愛知県高校生平和ゼミナール「ヒロシマツアー」に付き添って、世界大会へ参加することになった。初めて参加したときは「臨月」に入っていた連れ合いを愛知へ残して、ちょっとだけ心配しながらの参加だった。まさか、その年に生まれた娘を連れてのツアー参加になろうとは思ってもいなかった。

初めての原爆資料館見学や大会参加でいろいろと学び、平和運動への目を開かされる中高生と同じく、何度参加しても「目からうろこが落ちる」ことがある。今年も脱原発やオスプレイ問題などに関連した報告や、国際的なとりくみに思いがけない学びがあることだと期待している。

ところで、オスプレイの配備については、マスコミが「安全性」問題ばかりクロースアップして報道していることに、少し違和感を感じている。オスプレイに対し危険を叫ぶばかりでは、政府が一方的に「安全」宣言を出して配備を押し切ってしまう動きに歯止めがかけられないのではないかと心配している。原発の再稼働と一緒の構図が頭の中に浮かんでくる。

閉塞を感じさせるこの状況を、「日米安保」にこだわるか、日本国憲法をまもって切り開いていくのか。身近な問題を(我が子を含む)中高生と学ぶ中で、いかに掘り下げて彼らに実感を持って伝えていくのか、そんなことを考えながら、この夏も過ぎていくのだろう。(H・T)