トップページ > ニュース > 原水協通信 草の根2013年3月号

愛知県原水協総会を開催

2013年愛知県原水協定期総会を2月17日に開催し、16団体12地域6協力団体、個人理事合わせて63名が参加しました。

午前中は、川田忠明日本原水協個人理事による『「核兵器のない世界」へどう前進するか』と題しての記念講演があり、午後から総会へと移りました。



記念講演

講演では、2015年NPT再検討会議にむけて運動がいよいよ正念場にきたということで、①核兵器全面禁止・廃絶にむけた国際政治での前進と変化、そして課題、②原水協の運動方向の有効性と2013年の運動方向、③「核抑止力」論を乗り越えるために、という内容を詳しくお話しいただきました。

特に印象深かったのは国際政治での非核、核廃絶を求める多数の国々の圧力もあり、核抑止と声を大にしては言えず段階的とはいえ核廃絶を表明する核保有国。その世論をつくってきたのは日本を含めた市民運動であり、それが国際政治と連動しており、核兵器廃絶は大儀ある多数派であるということがわかり、核兵器の無い世界への展望が深まった講演でした。


総会

午後の総会では、嶺村事務局長より議案、奥村財政部員から決算・予算の提案があり、八木会計監査から監査報告があり、討論では15人の発言がありました。
毎月69行動をすすめている緑区原水協、瀬戸では風船プロジェクトの取り組み、愛友会は被爆の実相を伝え現行法の改正を求める行動の重要性の訴え、新たに団体加盟した日ベトからは日本の原発輸出の問題点について発言がありました。他にも平和委員会、高校生平ゼミ、年金者組合、青年学生や聞きプロなど多彩な分野、年代からの発言が相次ぎ、白熱した討論となりました。
若者とともに運動をつくっていこうとの発言が多く、守山原水協で活動している方のお孫さんが世界大会に参加を決めているといった今後につながる発言もありました。

最後に、①世界が核廃絶に動いている中、署名、パネル展を軸に運動をすすめ、圧倒的多数の世論をつくりあげよう②非核の自治体へ働きかけの強化を③被爆者援護連帯を深め、現行法改正へ5万の署名と30万円のカンパを達成しよう④反原発と反原爆の問題をつなげ、広げていく⑤全ての地域団体、青年の運動を強めよう、という5点を討論のまとめとし、活動方針、予算・決算、討論を一括して採択し、新役員を選出して総会を終了しました。

総会後の懇親会では、大学生も参加し20代から80代の20人が和気あいあいと交流しました。



新役員あいさつ

総会で事務局次長に承認された小田前恵子です。
平ゼミ時代から親しくさせていただいた被爆者が亡くなっていくのはどうしようもなく寂しく、だからこそ、その意志を受け継ぎ核兵器廃絶を実現するために力を尽くしたいと思います。
まだまだ力不足ですが、一歩ずつ頑張っていきます。 よろしくお願いします。



ノーモアヒバクシャ愛知訴訟 第6回口頭弁論

2月6日(水)午前11時から、名古屋地裁にて、ノーモアヒバクシャ愛知訴訟の第6回口頭弁論が行われました。

今回は被爆者側が提出した書面の内容について、樽井弁護団事務局長が意見陳述を行いました。
当日は、あいにくの雨で寒い中でしたが、90名が裁判を傍聴しました。

この訴訟には、2月15日、新たに5人目の被爆者が提訴し、次回の口頭弁論から参加します。次回は4月24日(水)11時より行われます。
弁論の時間は短いですが、傍聴席をいっぱいにすることが、裁判所に対して大きな力になりますので、是非ご参加下さい。

6日は、午後6・9行動として署名宣伝も行いました。
日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の全国一斉行動に呼応し、栄の丸栄スカイル前で、被団協東海北陸ブロックの皆さんと合同で宣伝。「原爆被害に国の償いを」という横断幕を掲げ、「再び被爆者をつくらない決意を世界に! 現行法改正を求める請願署名」と「核兵器全面禁止のアピール」署名への協力を訴えました。
参加者は愛知・岐阜・三重・静岡各県の被爆者と支援ネット、県原水協のメンバー23名。愛知訴訟の原告も参加し、「原爆被害に対する国の償いと核兵器廃絶を盛り込んだ内容に法改正を」と訴えました。
約1時間の行動で現行法改正署名93筆、アピール署名51筆、カンパ2、631円が寄せられました。
なお、2月13日には、北朝鮮による核実験強行に抗議して、被爆者2名を含む18名で、座り込みの抗議行動を行いました。



多彩な活動を展開 草の根で奮闘する春日井

春日井の平和運動は、基地の街であるので運動も歴史的に多彩です。

定例化しているのは「憲法改悪反対共同センター」の9の日街頭署名、6・9行動の駅頭アピール署名、そして県民本位の空港を求める会の小牧基地調査の三つです。
それぞれの参加者は金太郎アメの感がありますが、この三つの活動が基礎になって、三つの基地を結ぶ平和行進。市役所を使っての平和展。そして高蔵寺弾薬庫一周平和マラソンの成功に繋がっています。

2月16日の6・9行動は、とても寒い日でしたが春日井駅で実施。北朝鮮の核実験に抗議して、核廃絶を訴えました。署名数は7筆でしたが、滋賀県の人が署名し「彦根駅でもやっています」と私たちを励ましてくれて寒さが吹き飛ぶ感動を得ることができました。
2月19日には憲法共同センターの幹事会を開き、3月の行動を決めました。憲法の歴史を学ぼうということで、3月18日にドキュメンタリーDVD「焼け跡から生まれた憲法草案」を鑑賞して学習することになりました。(西岡)



あいち被爆者支援ネット 学習会のお知らせ

被爆者の命をかけた原爆症認定を求める集団訴訟は、国が被爆者行政を抜本的に改めることを約束し終結しました。
ところが、国・厚生労働省は、姿勢を改めていません。全国で再び裁判が起こされ、愛知でも4名の被爆者が国を相手に裁判をたたかっています。

3月10日(日) 13:30-16:00
ウィルあいち 会議室4
講師:樽井直樹弁護団
   事務局長



草ノート

定期総会でご挨拶にこられた名古屋市長選候補者の柴田さんと私が出会ったのは、かれこれ20年ぐらい前になるでしょう。当時は労働組合に入ったばかりの頃で、青年部活動の他に労働者学習協議会(学習協)でも活動をしていました。

講師の増原あきひろさんのご縁で、柴田さんやひらき座のメンバーと労働学校のチューター団との交流が始まりました。その後、昭和区内の学童保育所の連絡組織である「昭育連」の役員同士として再会し、3年ほど一緒に会議や行事を取り回していました。

多芸多才な彼をあえて一言であらわすなら「他人のために力の出し惜しみをしない人」となるでしょうか。特にパソコン関係に強く、昭和区の学童っ子が集まる「伝承あそびとコマ大会」は、試合進行状況の案内システムや、携帯から見られる結果速報、会場の様子をインターネットで中継しようなど、柔軟な発想で毎年パワーアップしていきました。今年も、忙しい中、会場で手伝っている姿には本当に頭が下がります。

そんな柴田さんの決断を無駄にしないためにも、市長選を盛りあげて行きたいと思います。脱原発、自然エネルギーの地産地消で子供達に明るい未来を約束している柴田さんと一緒に頑張りましょう。 (A・T)