トップページ > ニュース > 原水協通信 草の根2013年5月号

核兵器のない世界に向けて各国が真剣に議論!

ジュネーブ報告

2015年NPT再検討会議にむけた第2回準備委員会が4月22日からスイスのジュネーブで開催され、日本原水協・日本被団協代表団18名がジュネーブにある国連などで要請行動を行いました。愛知からは学生3名を含む5名が参加し、代表団を活気づけました。

ジュネーブでは、16カ国と国際赤十字代表への要請行動、国連の準備委員会会場前での原爆展、ジュネーブ大学での原爆展と署名行動、被爆者証言、国際行動デーに呼応したアピール行動など、盛りだくさんの活動をしてきました。
第二回準備委員会議長とアンゲラ・ケイン国連軍縮上級代表が忙しい中時間をとってくれ「これからもみなさんと一緒に取り組みをすすめたい」と激励の言葉もいただきました。その日に日本政府が核兵器の非人道性を告発する共同声明への賛同を拒否しました。すぐに世界の仲間とともに日本政府代表部前で抗議行動を行いました。

ジュネーブの行動に参加して、あらためて、核兵器のない世界へ、世界中の人々と多くの国々が一致して運動を進めていることに感動しました。特に、各国代表がさまざまな側面からアプローチし、なんとか核兵器廃絶への歩みをすすめていこうという熱気に圧倒されました。
そして、その国々を支えている私たち市民社会の重要性をひしひしと感じたジュネーブでした。

歩こう核兵器のない世界へ! あなたの一歩が世界を変える♪

2013年のあいち平和行進は、今年もコープあいち・コープあいち労組・うたごえ協議会・愛友会・共作連などと「あいち平和行進共同連絡会」を構成し、県内最大の反核平和を求める共同行動として、5月31日から6月11日まで12日間県内を歩きます。
1958年から始まった平和行進は56回目を迎え、思想・信条・党派をこえて、今年も幅広い参加を呼びかけます。

今年の平和行進は、2015年のNPT再検討会議に向け、4月22日からジュネーブで開催された第2回準備委員会では、要請団が議会傍聴し、署名提出、各国政府への要請、ジュネーブ大学での原爆展、被爆証言など旺盛に行動しました。中でも南アフリカが提案した「核兵器の人道的影響に関する共同声明」に日本政府が署名を拒否したことに、即座に抗議行動をするなど、私たちの運動が世界につながっていると実感する中での平和行進です。
また、東日本への被災者支援、自然エネルギーへの転換、非核平和の日本を実現するために、広くアピールする行進として取り組みます。

「核兵器全面禁止のアピール」署名を県民に呼びかけながら、2013年原水爆禁止世界大会に向けて、昨年以上の規模であいち平和行進を成功させましょう。
一歩でも二歩でもを合言葉に、核兵器のない平和な世界をめざしてともに歩きましょう。


共同スローガン

☆核兵器の全面禁止を求めてともに歩こう!
☆秋の国連総会へ核兵器禁止の声(署名)をとどけよう!
☆非核三原則を守り、非核平和を大切にする街をつくろう!
☆放射線被害の根絶、原発に依存しない持続可能な社会を!
☆ノーモア・ヒロシマ!ノーモア・ナガサキ!ノーモア・ヒバクシャ!
☆9条大好き世界へ広げよう!
☆被爆者に連帯し、「ノーモアヒバクシャ愛知訴訟」を勝利させよう!
☆原水爆禁止2013年世界大会を成功させよう!



平和行進ピースコールを募集します

あいち平和行進では、沿道のみなさんに楽しく平和の思いをアピールしようと、ピースコールなど工夫しています。
中央実行委員会からも「いいね!」コールや「今でしょ?」コールなどが提案されています。
さらに、楽しく共感してもらえるように、コールの案を募集します。
俳句や川柳などリズムに合わせて言いやすいものを、ぜひ、お寄せください。みなさんの提案をお待ちしています。



被爆者裁判第7回口頭弁論・・・高杉さん意見陳述

〝どんなことがあっても戦争だけはだめだ〟

4月24日(水)原爆症認定裁判の第7回口頭弁論が名古屋地方裁判所大法廷で開かれました。雨風ともにとても強く荒れた天気でしたが、64名の方が傍聴に訪れていました。

今回は、新たに知立市の高杉新太郎さんが原告に加わりました。
高杉さんは一度皮膚がんで原爆症の認定を受けていますが、甲状腺低下症では認定されませんでした。
国の認定基準では甲状腺低下症は積極的に認定するとなっているにもかかわらず、なぜ認められないのかとの思いから提訴に踏み切られました。

裁判では高杉さんが法廷に立ち意見陳述をされました。
「私は大阪に生まれ……」と一つ一つ確かめるようにゆっくりと陳述書を読みあげ始めた高杉さん。被爆当時は16歳。船で海軍物資の運搬をする仕事で長崎港沖に停泊しており、食料の買出しに長崎駅に出かけたときに被爆しました。被爆当時のことを話されるときには言葉を詰まらせながらもいかに悲惨な状況だったのかを訴えていました。また最後には、「どんなことがあっても戦争だけはだめだ」と力強く訴えられました。

裁判官に向かって話すので傍聴席からは表情を伺うことはできませんでしたが、高杉さんの熱い思いが伝わってくる裁判になりました。   (塚本大地)



「組織は人と金」 熱田原水協

熱田原水協の特徴は、個人でも入れる原水協を願って、原水爆禁止、核兵器廃絶、被爆者援護連帯を掲げて、思想信条を超えて加入し活動できるように進めてきました。

2004年の会計を見ると自治労連名ブロ5000円/熱田地区労連5000円/熱田民商5000円/南西地区5000円/南部法律5000円/新婦人5000円 民青1000円/年金者組合1000円/個人1000円の分担金と寄付金で賄ってきました。
「組織は人と金」で成り立っています。

平和行進では、「学習こそ力」と毎年南部法律事務所弁護士の「ミニ講演」を受けて出発します。
2011年8月に「原発なくそう熱田の会」ができ、この1年余毎月提灯デモ挙行。署名は新婦人が頑張っています。



草ノート

愛知県に高校生平和ゼミナールが出来てから今年で30年になります。

県内の中学生、高校生が集まり、8月の広島・長崎の原水爆禁止世界大会への参加ツアーをメインに戦跡めぐりや平和学習など平和について学び、考える場が途絶えることなくこれだけ長く続いていることをとても嬉しく思っています。
僕自身も15年前にこの平ゼミに出会ったことが平和運動に参加するきっかけになりました。そして、15年たった今、援助者という形でまた平ゼミの活動にかかわることになりました。

しかし今、平ゼミの存続がピンチの状態です。メンバーが少ないのです。
今いるメンバーも仲間を増やしたいとがんばっていますが、高校生だけの力では限界があります。
そこでお願いがあります。もしまわりに少しでも平和について関心のある中学生、高校生がいるならばぜひ紹介していただきたいのです。
中高生の立場、視点から平和について考えることはとても大切なことだと思っています。
僕も、平ゼミで学んだこと、感じたことは今、活動している根本になっていると感じています。次の世代に平和への思いを受け継いで行くためにもぜひご協力お願いします。    (T・D)