トップページ > ニュース > 原水協通信 草の根2013年6月号

なくそう核兵器!みんなの一歩が世界を変える

あいち平和行進2013

愛知の平和行進は、昨年末から準備を始め、いよいよ5月31日から平和を呼びかけて愛知県内を歩きます。
2013年あいち平和行進は、今年もコープあいち、愛友会、うたごえ協議会などと、県原水協に参加する諸団体が「あいち平和行進共同連絡会」を構成し、県内最大の反核平和の共同行動として、5月31日から6月11日まで12日間の日程で県内を歩きます。
1958年から始まり56年目を迎え、文字通り思想、信条、党派をこえて、県内の反核平和の願いを結集する「平和行進」への幅広い参加を呼びかけます。

2010年NPT再検討会議では「核兵器のない世界の平和と安全を達成する」との「目的」と「原則」を確認し、核兵器のない世界を達成し維持するための「枠組」を確立するための特別の努力をすべての国に求めました。
そして、4月22日からジュネーブで開催された、2015年NPT再検討会議にむけた第2回準備委員会には、日本原水協が代表団を派遣し、核兵器禁止条約の交渉開始を求める署名を届け各国政府に要請行動を行いました。
この中で、南アフリカが提案した「人道的影響に関する共同声明」に日本政府が賛同を拒否したことで、世界中から非難と抗議が集まっています。核の傘から脱却し、核兵器のない世界にむけ先頭に立つように日本政府に強く求めることが重要になっている今、草の根で反核平和の思いをつなげ、広げる平和行進は大変意義のある取り組みとなっています。
また、安倍内閣が憲法改悪に邁進する中で、憲法9条を世界へ広げようと呼びかけ、平和大好きの思いを集める平和行進でもあります。

今年は、「平和行進の魅力を世界に発信したい」との決意を胸に、フィリピンからマラヤ・ファブロスさんが通し行進として東京から広島まで歩きます。マラヤさんと一緒に、核兵器廃絶の大きな世論を築く平和行進として成功させ、東日本大震災への被災者支援、原子力エネルギー依存から自然エネルギーへの転換、非核平和の日本を実現するため広くアピールする行進として取り組みましょう。

いま、人々の声と行動が核兵器禁止へと国際政治を動かしています。その実現のカギを握っているのは、一人一人の行動です。
「一歩でも二歩でも」を合い言葉に、核兵器のない世界をめざし、2013年世界大会に向けて今まで以上の規模であいち平和行進を成功させましょう。

原水爆禁止2013年世界大会に参加しましょう(8月7日〜9日 長崎)

愛知県高校生平和ゼミナールの援助をしています、愛知県原水協事務局の寺田です。ことしの世界大会パンフから世界大会の魅力を紹介します。
今年のパンフは8項目からなっていますがすべての紹介はとてもできません。特に気になった項目だけ触れて紹介に代えさせてもらいます。

冒頭の「核の被害をたどる『写真で見る核と放射能の被害―広島・長崎、ビキニから福島へ』」は必見です。原発ゼロを目指す私たちの運動の原点となる写真です。
ビキニからフクシマの原発事故の写真まで、パンフを広めるときに、開いて見せながら対話を進められるページです。
続く「北朝鮮の核問題『緊張をエスカレートさせないために―北朝鮮核問題の平和的解決へ外交努力を』」は、この一年の間にエスカレートしてきた北朝鮮の核問題に焦点を当て、問題の解決の方向を指し示しています。
次の「世界の非核平和『核兵器全面禁止の交渉へ』」とともに国際政治においては、核兵器全面禁止の条件はすでに熟していることを、国連決議の状況など豊富なデータで示して国際的な運動の広まりを私たちに実感させてくれます。
個人的には、5.被爆者と共に『被爆者と手をたずさえ核兵器のない世界を』に目がとまりました。被爆者の68年の人生の中での苦しみ、悲しみ、喜びをしっかりうけとめることを通じて、核戦争阻止、核兵器全面禁止・廃絶、被爆者援護連帯という、原水爆禁止運動のスローガンが実感できるページです。

高校生平和ゼミナールと一緒に世界大会へ参加して十年以上になりますが、毎年、新しい動きに目からウロコが落ちる思いで世界大会から帰ってきます。
ぜひ、ご一緒に今年の原水爆禁止世界大会へ参加しましょう。お待ちしています。

「岐路に立つ日本国憲法」 憲法施行66周年市民のつどい

昨年末発足した安倍政権は予想された『安全運転』どころか、改憲の手続きを定めた96条を変えて憲法改悪のハードルを低くしようとしています。
憲法問題は7月に予想される参議院選挙の一大争点になっています。

憲法施行66周年の5月3日、岐路に立つ日本国憲法をテーマに、元沖縄県知事の大田昌秀さんが沖縄の視点から憲法の今を見直す講演をされました。

大田元知事は政府の米軍用地の強制使用について署名・押印を拒否し、法廷で「歴史にたえうる判決を求める」と首相と対決しました。それは沖縄の闘う民衆を励まし、基地・安保に断固立ち向かう知事の姿勢を示しました。
沖縄では日本に復帰したものの、基地があるが故の具体的な苦しみと怒りの歴史が続いています。例えばアメリカ兵の自宅に家政婦として入った沖縄の女性が、レイプされたのに、アメリカ人の妻から庭に穴を掘らされそこに埋められたという話しなど、それこそが沖縄のまぎれもない現実だと。
大田元知事は、今こそ日本国憲法を守り、沖縄はもとより日本中世界中の平和を願って「みんなが愛して愛して愛し合おう」と熱く語りました。



「継続は力なり」 西尾市原水協

西尾市原水協の活動の特徴は、「地道な粘り強い活動」ということだろうか。

機関誌「夾竹桃」の定期発行、「網の目平和行進」や「平和の鐘つき行動」、西尾祇園祭での「原爆写真展」の開催等々、原則的、継続的な活動が本会の取り柄である。 組織は決して大きくはないが、会員の「核廃絶」への思いは強い。
寄る年波で活動力も弱まってきた。しかし、そこは年寄りの知恵と経験で乗り越えながら、元気に頑張っている。
長年の課題であった「平和都市宣言」も合併を機に実現できた。

最近では、親睦会や署名行動、原発問題学習会に取り組んだ。組織の課題は、
会員拡大と構成団体との連携再強化である。青年よ!来たれ。



草ノート

ゴールデンウィークに青年・学生と一緒に3年目の被災地ボランティアに参加してきました。一回目は震災から5か月後の初夏、二回目は昨年のゴールデンウィークそして今回の参加と、なぜか同じような時期に東北を訪れたことになります。

今回のボランティアは、泥カキや片づけなどの作業ではなく、仮設住宅への聞き取りとお米などの物資を届けました。
仮設住宅に入っている方々の多くが原発事故の避難区域から来ていたこともあり、どなたも安倍首相が原発事故の「終息宣言」を出したことに戸惑いをもっていました。
しかし、身内に原発関係の労働者がいる人がほとんどで、明確に「原発反対」とは言えない様子も伝わってきました。
原発事故による避難ということで、暮らしていた家が壊れていない方も多く、帰れるなら早く帰りたいという思いがひしひしと伝わる聞き取りでした。

震災復興と一言でまとめるのは簡単ですが、なにをもって震災の復興なのかよく考えます。
震災で親類をなくされた方、隣近所が戻ってこないことを決めている方、家が無くなった方など、すべて元どおりの生活を送ることはできません。
被災された方がこれから先の人生に希望を持てる状態を早く作ることが、一番の震災復興になるのではないかと思います。
私たちはボランティアに行くと言っても年に数回が限界ですが、愛知にいても被災者の思いを忘れずにできることがあります。
私たちの暮らしやすい社会を作ることは、被災者にも優しい社会だと思います。原発いらない、TPP反対、社会保障の充実などの要求を大きく掲げ、実現させる政治をつくるため、ともにがんばりましょう。 (H・W)