愛知県代表団 県民へのアピール
今年5月、ニューヨークの国連本部で核不拡散条約(NPT)再検討会議が行われます。
私たちは、当事国をはじめすべての国の政府がすみやかに核兵器禁止・廃絶条約の交渉を開始し、締結するように働きかけるためにニューヨークで行動します。
今から65年前、広島、長崎に原爆が投下され、その年の暮れまでに21万人ものいのちが失われました。生存した被爆者は、原爆による放射能の影響に苦しめられ、今でも命を失い続けています。「こんな地獄の思いを他の誰にもさせられない」という被爆者の叫びに今こそ応えるときです。
核兵器は、人類と共存できません。核兵器は、使用しない場合でも、他国に対する脅威をもたらし、他国からの不信感を招き、なおかつ多くの維持費がかかります。無意味、無駄、非建設的であることは明らかです。
これまで核兵器の開発、使用、保有のために多くの資金、資源、人材、エネルギーなどが投入されてきました。今必要なことは、直面する環境、貧困、医療、災害などの問題を緊急に解決することではないでしょうか。核兵器廃絶をめざす運動が世界各地で盛り上がりをみせる中、昨年、オバマ米大統領が、「核兵器のない世界」をめざす発言をプラハで行いました。今こそ、私たち全地球市民が力を合わせて、憎しみ合いがなく、安心して笑顔で過ごせる世界をつくることが大切です。私たちには、未来と子どもたちに対して、核兵器に脅かされない世界をつくる責任があります。
私たち愛知県代表団は、核保有国、非保有国を問わず世界の人々に核兵器廃絶をもっと訴える必要があると考え、ニューヨーク行動を通して、以下のことを行います。
- 私たちは、核兵器廃絶のため、パレードなどに参加し、核兵器廃絶運動を盛り上げます。
- 私たちは、核兵器のない世界のために署名活動を行い、署名していただいた方々の声を国連本部に届けます。
- 私たちは、人種、性別、年齢、職業、思想・信条、宗教の壁を越えて、世界の人たちと連帯し、それぞれが力を合わせて核兵器廃絶の取り組みを行います。
- 私たちは、原爆投下の惨状、被爆者の声を知らない人に対し、その事実の周知に努めます。
- 私たちは、世界から核兵器がなくなるまで行動をし続けます。
2010年3月 NPT再検討会議・ニューヨーク行動 愛知県代表団