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東日本大震災・東京電力福島第一原発事故から9年

東日本大震災・東京電力福島第一原発事故から9年

福島に寄り添い原発ゼロ、自然エネルギーへの転換を求めます

 

 いまも苦しむ東日本大震災の被災者のみなさんに心からお見舞い申し上げます。

 東京電力福島第一原発事故から9年を迎えましたが、事故の原因は究明されず、いまだに収束していません。それにもかかわらず、安倍政権は被災者を切り捨て、東京オリンピック・パラリンピックを復興五輪と位置付けて、聖火リレーさえもすでに復興は終わったかのような印象操作に利用しようとしています。

 日本原水協は広島、長崎の被爆を原点に放射線被害の根絶、核兵器全面禁止を求めてきた団体として、被災直後から救援募金にとりくみ、平和行進を歩き、全国から寄せられた募金で毎年欠かさず被災地にいわさきちひろカレンダーを贈呈するなど寄り添ってきました。

 これからも、どこにいても経済的に不安のない支援が受けられ、原発事故からの真の復興に足を踏み出すことができる一人ひとりに寄り添います。また、個人の尊厳を認めた政策や「原発ゼロ基本法案」の早期成立を求める国民運動に連帯し、原発をなくし自然再生可能エネルギーへの転換を求めます。

 

2020年3月11日

原水爆禁止日本協議会

2020/03/11 県原水協のニュース   愛知県原水協事務局
≪ 原水爆禁止世界大会‐ニューヨークについてのお知らせ     2020年あいち平和行進の準備が始まっています ≫